髪の毛が顔にかかるとかゆい…どうしてなの?
憧れのロングヘア。
伸ばしかけの前髪。
髪の毛の長さが伸びれば伸びるほど、髪が顔に当たることも増えていきますね。
そんな時気になってしまうが、チクチクとした刺激感に伴う顔のかゆみ。
なぜ髪の毛が顔にあたると、顔はかゆくなってしまうのでしょうか?
この記事ではかゆい時に考えられる原因と対処法について、詳しくご紹介していきます。
髪の毛を伸ばしたいけれど、いつも顔がかゆくて切ってしまう。
そんな方はぜひご覧ください。
【本題】髪の毛が顔にかかるとなぜかゆい?
さっそく本題の、髪の毛が顔にかゆみを与える原因から見ていきましょう。
顔がかゆい原因については、主に以下の2つが考えられます。
- 皮膚が乾燥している
- 整髪料などが髪の毛に付着している
上記のようにかゆみが出るのは髪の毛だけが原因ではなく、顔の方にも問題がありそうですね。
2つの原因を解説していくので、どちらが当てはまっているか考えながら読んでみましょう。
皮膚が乾燥しているから
まずは、皮膚の乾燥が原因の場合についてです。
皮膚が乾燥すると、ちょっとした刺激でもかゆみを感じるようになります。
これは、水分や油分による肌のバリア機能が失われるためです。
では、なぜ皮膚は乾燥してしまうのでしょうか?
原因は人により異なりますが、1つの例としては加齢による肌の新陳代謝の衰えが挙げられます。
新陳代謝とは、細胞分裂が繰り返されて肌や髪などが新しく生まれ変わること。
細胞の働きは年齢を重ねるごとに衰えていくため、新陳代謝の能力も加齢とともに落ちていきます。
肌は新しいほど水分保湿力が高く、古くなると乾燥しがちになります。
このことから新陳代謝が衰えると、肌が乾燥しやすくなるといえるのです。
その他にも食生活の乱れや冷暖房の使い過ぎ、紫外線によるダメージなど顔が乾燥する要因はさまざまあります。
整髪料などが髪の毛に付着しているから
続いては、整髪料が原因で顔がかゆい場合についてです。
整髪料とは、ワックスやヘアスプレーなどのこと。
こうした整髪料の多くには、化学薬品などが含まれていますね。
敏感肌の方にとってはこのような化学薬品は刺激となりやすく、顔のかゆみを招いてしまうことがあるのです。
ちょっとした刺激でも痒みや痛みが起こりやすいのが、敏感肌の特徴。
敏感肌も、乾燥肌同様に肌のバリア機能が弱くなっているため普通肌の方よりもかゆみを感じやすいのです。
髪の毛が顔にかかってかゆい人がやるべきこと
続いては、このような原因からかゆみを感じた場合の対処法についてご紹介していきます。
今回ご紹介する対策法は、以下の3つ。
- 短い髪型にする
- 整髪料などをしっかり落とす
- 保湿クリームで顔を保湿する
とても単純な方法に見えますが、これだけでもかゆみを軽減する効果が期待できます。
それでは、それぞれの方法について詳しくご説明していきましょう。
短い髪型にする
1つ目の対策方法は、短い髪型にすることです。
髪の毛が顔に当たらなければ、かゆみが発生することもありません。
男性の場合は思い切って、坊主やソフトモヒカンなどの短い髪型にしてみても良いでしょう。
女性の場合は、顔に当たらないスタイルのショートヘアにしましょう。
また前髪を伸ばしている方は、ポンパドールなど顔に当たらないようなヘアアレンジをするのも1つの手。
もしも髪の毛を伸ばしたいという方は、ポニーテールやお団子などまとめ髪にすると良いでしょう。
髪の毛が長くても顔にかからず、可愛いヘアスタイルをを楽しむことができますよ。
ヘアスタイルやヘアアレンジの方法など、自分に合うものを探してみてくださいね。
整髪料などをしっかり落とす
2つ目の対策方法は、整髪料などをしっかりと落とすことです。
整髪料を落とすためのポイントは、シャンプーの方法にあります。
いつもと同じ方法でシャンプーしても、整髪料が落としきれないこともあります。
ワックスなどをつけた日には、予洗い・シャンプー・すすぎを丁寧に行いましょう。
予洗いとは、シャンプー前にお湯だけで行う洗髪方法のこと。
予洗いをきちんと行うだけで汚れが浮き、その後のシャンプーで落としやすくなると言われていますよ。
お湯の適温は38度程度といわれており、それ以上の温度だと髪の毛が傷みやすくなります。
予洗いが終わったら、シャンプーをしていきましょう。
シャンプーはしっかりと泡立てるようにし、地肌を揉み込むように洗いましょう。
シャンプーが終わったら、最後にしっかりとすすいでいきます。
すすぎが甘く洗い残しがあると、髪の毛に整髪料がついたままになってしまいます。
時間をかけて丁寧に洗い流してくださいね。
保湿クリームで顔を保湿する
3つ目の対策法は、保湿クリームによる顔の保湿です。
顔が乾燥しているとかゆみを引き起こしやすくなるので、保湿クリームでケアするのも大切ですね。
とはいえ、保湿クリームにもさまざまな種類があります。
今回は参考までに、当サイトがおすすめする3種類の保湿クリームをご紹介します。
- ニベアクリーム
- ポーラ B.Aクリーム
- ヴァセリン
それでは以上の3つについて、詳しくご紹介していきます。
ニベアクリーム
おすすめの保湿クリームの1つ目は、ニベアクリームです。
青いチューブや缶のデザインは、ドラッグストアでもよく目にしますよね。
ニベアクリームは、最もメジャーと言っても過言ではない保湿クリームです。
ここまで人気を集めたその理由は、さまざまな用途で使えることにあるでしょう。
顔や体はもちろん、唇につけてリップクリームとしても使えますよ。
ニベアクリームを使う時のポイントは、美容液と併用することです。
ニベアには主に皮膚に保護膜を作り、水分の蒸発を防ぐ成分が配合されています。
そのため、肌に潤いを与える美容液と併用することで、より高い保湿効果が期待できるのです。
テクスチャーはやや固めなので、使用する際には手に一度伸ばしてから付けると良いでしょう。
サイズが選べ、お手頃価格であることから多くの人に愛されている商品です。
サイズ | 中缶(56g) | 大缶(169g) | チューブ(50g) |
定価(税込) | オープン価格 |
ポーラ B.Aクリーム
2つ目のおすすめ保湿クリームは、ポーラ B.Aクリームです。
ポーラ B.Aクリームには、独自成分のゴールデンLPが配合されています。
ゴールデンLPは、黄金繭という高級シルクの原料から抽出された成分です。
主にタイ周辺で作られている黄金繭には、高い保湿効果があるといわれています。
とても希少性の高い成分のため、価格は3万円越えと大変高価な商品。
それでも、使用者の多くが満足していて口コミでも人気が高いようですね。
もちろんゴールデンLP以外にも、多数の保湿成分が配合。
伸びのいいテクスチャーで肌馴染みの良いのが特徴です。
大人の女性にピッタリの、フローラルウッディの香りがお顔を優しく包んでくれますよ。
サイズ | 本体(30g) | リフィル(30g) |
定価(税込) | 34,560円 | 32,400円 |
ヴァセリン
最後にご紹介する保湿クリームは、ヴァセリンです。
アメリカ発祥のヴァセリンは1980年に発売されて以降、今では世界90ヶ国以上で愛用されています。
配合成分は、ワセリン・酢酸トコフェロール・BHT(酸化防止剤)の3種類と、非常にシンプル。
これらの成分のうち、高い保湿力が期待できるのがワセリンです。
ワセリンは油分が多い成分で、肌に塗ると保護膜の働きをします。
入浴後やスキンケア後にお肌に塗ると、水分が蒸発するのを防ぐ効果が期待できますよ。
ただし、ワセリン自体に潤いを与える効果はないため、美容液との併用がオススメです。
価格はサイズによりますが、中くらいのサイズでも500円程度と大変お手頃価格なのが嬉しいですね。
サイズ | 40g | 80g | 200g |
定価(税込) | 306円 | 511円 | 718円 |
まとめ
今回は、髪の毛が顔に当たってかゆいと感じる原因と対処法をご紹介しました。
髪の毛の長さによっては、毛先が顔に当たってしまうことも多々あるでしょう。
そんなときに、一番確実な方法は髪の毛を切ってしまうことです。
そうはいっても、せっかく髪の毛を伸ばしている方にとっては抵抗のある方法ですよね。
そんなときには、顔のケアを重視してみましょう。
かゆいと感じるのは、髪の毛だけでなく顔の乾燥が原因の1つでもあります。
髪の毛を切らずに、保湿クリームなどを使ってかゆいと感じる症状の改善を目指しましょう。